自己分析をしてみよう!
と思い立った時、こんなことを思ったことありませんか?
「自分は何ができるのか分からない。」
「自己分析ってどうやってやるんだろう。」
「今の自分に活躍できる場所はどこだろう。」
何かを始めるときには必ず必要になってくる自己分析。今回はそのやり方と活動先情報をご紹介します。
直ぐに自己分析のやり方を知りたい方は、自己分析のやり方5ステップからどうぞ。
自分を知ろう
自分が何者でもないという錯覚
起業を考えている人や、SNSを利用したビジネスを始めようとしている人には多くみられる傾向なんですが、「自分はあまり特徴がないんです…」、「自分には何にもないんです…」と思っていしまう人が多いんです。
実際、私もブログをはじめようと思ったときは同じことを思いました。「私が今まで経験したこと、出来ることはそんなに大したことないし、見てる人たちに対してつまらない情報なんじゃないか…」
しかし、そう思っていたのは自分の錯覚なんではないかと思い始めたことがあります。
例えばブログ配信やYouTuberの方であれば、買ったものを紹介しているブログや、焚火のシーンを撮っている動画とかありますよね。
これってそんなにスキルがなくてもやろうと思えば自分でも出来るんじゃないかなって思ったんです。そして、その配信を有益に感じてくれる人たちが確かにいる。
そう思い始めると、自分は何者でもない普通の人だと思っていたけど、その考えは間違いなんじゃないかとポジティブに考えるようになりました。
すでにもう何者かであるという事実
地球上には約78億人※2020年のデータが存在していて、その中でも日本の人口は約1億人ちょっとです。その日本人の中で、誰か一人でも自分と同じ境遇、性格、スキル、顔で人生を歩んできた人っていないですよね。
一人ひとり違う個性を持っています。どんな人生を歩んできて、どんな事を感じて、どんな事を経験したかをしっかりと深堀していくことで、自分がどういう者になっているかしっかりと自分を知ることが大切です。
例えば、料理が得意な人がいたとします。
その人にとっては味噌汁とかハンバーグを作ることは誰でもできるし、そんなに難しい事でもないと思っています。
でも他の人からすれば、そこは意外と苦労している人もいるんです。味噌汁を作りたいけどどうすればいいか分からない。味噌を入れただけだと味が薄く感じる。
という悩みを持っている人もいると思います。そんな時に料理が得意な人が作り方をブログやYouTubeで配信してくれていたら、きっと悩んでいた人たちにとっては感謝してもらえることですよね。
もちろん、絵を描くのが得意な人、パソコン作業が得意な人、英語が話せる人、物語考えるのが得意な人、色んな得意を持った人がいると思います。
その時点でもう何者かであるということですよね。そうゆう人たちが歩んできた人生経験の中で、(出来て)当たり前だと思っていたことでもその情報を欲しいと思う人たちは必ずいます。
自己分析のやり方5ステップ
自己分析がスムーズにできるように5つのステップを用意しました。すぐにできるものと、時間をかけて作業するところもありますが、一つずつやっていきましょう。
これは、林先生から教えてもらったメソッドに限りなく近いので、もしかしたら聞いたことがあるかもしれませんが、その場合は復習という意味でも読んでもらえれば嬉しいです。
①:紙とペンの用意、そして集中できる場所の確保
自己分析に必要なこととして、浮かんできた情報を紙に落として、その情報を客観的に見える状況にすることはとても大切なことです。
たくさんの情報を頭の中で考えようとしていると、最初に思い浮かんだ情報がたまに忘れてしまうことがあります。その情報を思い出すのは時間の無駄ですし余計な手間ですよね。
そのために、先ずは紙とペンを用意してください。
紙のサイズはできればB5以上のサイズだと多く書けるのでいいかもしれないですね。比較的用意しやすいA4サイズぐらいがベストです。個人的には罫線があるよりも無地の紙のほうが自由に書けるのでよく使います。
そしてペンですが、私は黒か青のボールペンをおすすめします。こちらも比較的用意しやすいですし、集中して書ける色合いです。赤色だと何が重要なのか後で振り返ったときに分かりずらい印象があります。ですが、それは個人差があると思うので用意しやすいものでいいと思います。もし、紙のサイズが大きければサインペンとかもアリです。
また、集中できるような場所の確保も重要です。
自分の中で落ち着ける場所があればそこでしっかりと腰を据えて考えるようにしましょう。私は自分の部屋よりカフェとかのほうが集中できるのでよく出かけます。でも出費もかさむので、ベストは自宅で集中できる空間を作れればいいですね。
【私のおすすめ】
紙 ➡ A4の無地
ペン ➡ 黒色 or 青色のボールペン
部屋 ➡ カフェ(静かであまり人がいない)
②:重要な4項目をリスト化
早速紙に書いていきましょう。書く項目は4つ。
・できないこと
・やりたいこと
・やりたくないこと
まずは思いつくままに書いていきましょう。どれぐらい書けばよいかなどの目安はないのですが、多ければたくさんの選択肢から選べますし、少なければ迷うことなく先に進めると思います。
できること
・料理ができる
・野球ができる
・エクセルでの簡単なデータ入力ができる
・英語が話せる
・物事を分かりやすく説明できる
できないこと
・プログラミング技術
・絵を描くこと
・物語を書くこと
・車を運転すること
・ドイツ語を話すこと
やりたいこと
・投資家
・飲食店の店長
・スポーツのインストラクター
・漫画家
・プログラマー
やりたくないこと
・芸人
・ブロガー
・YouTuber
・WEBデザイナー
・教師
③:「なぜ?」と自問自答
書いてもらった4つの項目に対して、「なぜ?」と自分に問いかけてみてください。
例えば、
・なぜ料理ができるの?→ 趣味で料理をしていたから
・なぜ絵を描けないの?→ 絵が苦手だから
・なぜプログラマーになりたいの?→ あこがれの職業だから
・なぜブロガーになりたいの?→ 情報をまとめるのは得意だから
上記は例文なので短い理由文章になっていますが、本来はしっかりと深堀した文章を書いたほうが、より正確に自己分析をすることができます。
④:図解で表現
次に以下の表の中にステップ2で書いた項目を入れていきましょう。
それぞれの番号を簡単に説明します。
1番は、自分ができる範囲内で尚且つ、やりたい職種。
2番は、自分ができる範囲内ではあるが、あまり気が乗らない職種。
3番は、自分にはできない範囲内で尚且つ、あまり気が乗らない職種。
4番は、自分にはできない範囲内ではあるが、やってみたい職種。
皆さんはどうでしたでしょうか?
この中で1番に分類した箇所に当てはまる仕事があれば、それは自分の個性を活かせる仕事ですし、もっと言えば上手くいく確率が高い仕事ですよね。例えば私の場合は、料理ができて飲食業界に興味があったので飲食業界に入りました。結果的に上手くいき、10年以上も飲食業界に携わり部長まで昇進しました。もし自分のスキルには持っていない証券会社に勤めていたら、10年も長く勤務できていなかったと思いますし、成果もあげることができたか怪しいです。
⑤:自己分析を確認
ここまで読んでもらえた方は、きっと自分に適した仕事(1番)が見つかったかもしれませんし、そうでない方もいると思います。もしそうでない方でも安心してください。別に自分に適した仕事(1番)だけが正解というわけではないんです。実は自分では出来る仕事だけど気乗りしない仕事(2番)でも十分起業家としてスタートすることはできます。どちらかというと、ほとんどの人が2番を選んでる人が多いのではないでしょうか。
私が思う代表例はYouTuberやブロガーだと思います。例えばキャベツの千切りのやり方の知識を持っているけど、動画撮影や編集とかめんどくさそうだからやりたくないという人がいたとします。そうですよね、できればめんどくさくて、やりたくない仕事は選びたくないですよね。でも持っている知識をYouTubeやブログを使って発信することで、料理ができない人やこれから料理を学ぼうとしている人にとっては、確実に重宝される情報に変わります。そしてそれは感謝の言葉を頂いたり、サイト訪問者数が多かったと数字で実感したり、報酬という形でお金になります。こうして最初は乗り気じゃない仕事だったけど、次第にその仕事が好きになっていくんです。なので2番の中から起業したいと思っているのであれば、チャレンジするべきだと思います。
起業に向けて一歩を踏み出そう
自分の得意や不得意、できそう仕事などある程度理解できたと思います。例えば、パソコン作業は好きだからタスク系処理の仕事ならフリーランスとしてできるかも。プログラミング技術があるからフリーランスとして独立して色んな企業の案件に携わることができるかも。
そう思えたら、後は自分が活躍できそうなフィールドが必要ですよね。
フリーランスの始め方
フリーランスとしての活動内容や、求人サイトなどを紹介している記事があるので、もし今までの自己分析をしてみてフリーランスとして活動していきたい、起業したいと思うのであれば是非見てみてください。
https://www.grefru-blog.com/freelance_about_job/